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≪中国輸入≫ PL保険の必要性 ビジネスのリスクヘッジを考える

≪中国輸入≫ PL保険の必要性  ビジネスのリスクヘッジを考える
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こんにちは!
橋本です。

今回は『中国輸入 PL保険の必要性 ビジネスのリスクヘッジを考える』

という内容で解説していきます!

保険については、
既に輸入ビジネスを実践している場合でも
あまり意識されていないことが多い

と思っています。

入る入らないは個人の判断になりますが、
ぜひこの記事を参考に
知識として持っておきましょう!

PL保険って何?

まず、はじめに
『PL保険』とは…

「製造物賠償責任保険」
といって、

製造物賠償責任を負うことになった場合に
適用する保険です。

Product Liability
(製造物責任)

の頭文字を取って
「PL保険」

と言われています。

では、その
「製造物賠償責任」
は何かというと…

購入した製品の欠陥で
他の財物に損傷を与えたり
身体に何らかの被害を与えた場合に

製品を製造した業者、あるいは販売者
被害者に対して損害賠償責任を負うというものです。

これは法律で定められているので、
製造業者、販売業者は
これを守って商売をする必要があります。

この製造業者だけでなく
販売業者も責任を負うというのは、

購入者の立場からすれば
「欠陥商品をつくった業者も、それを売った業者も
どっちにも責任があるでしょ?」

って言えるからですね。

販売業者は
「売っただけやし」
と、責任逃れをすることは
もちろんできないので
認識しておきましょう!

で、そういうトラブルがあった場合に
対応できるのが『PL保険』ですね。

PL保険の概要

製造または販売した製品や、行った仕事の結果が原因で、
日本国内において他人の生命や身体を害する人身事故や、
他人の財物を壊したりするような物損事故に対して、
保険加入期間中に損害賠償請求がなされたことによって、
法律上の損害賠償金や争訟費用等の損害を被った場合に保険金を支払う。

PL保険制度

つまり、
製品に問題があり
損害賠償となった場合に、

かかってくる費用を
カバーできるという保険です!

どんな場合に適用されるのか、
必要な費用などの細かい部分は
契約内容にもよるので、
詳しくは各保険会社へ相談してみてください^^

PL保険は中国輸入に必要なのか?

では、
中国輸入ビジネスにPL保険は必要なのか?
というところについて。

僕の個人的な考えで言うと…
PL保険は必要だと思います!

もちろん保険なので
今後、製品に何も問題なければ
関係ないんですけど、

PL保険が必要な理由としては

①販売業者の中には
国内仕入れの業者だけでなく
輸入業者も含まれてくること

②扱う商品でトラブルになる可能性が
少なからずあること

大きくこの2点ですね。

まず、①について

輸入品を仕入れる業者は
製品に問題があった場合に
責任がかかってくる対象になります。

これは、

「被害者からすれば
欠陥製品を製造している海外の製造業者に
直接責任の話をすることが難しい」

という常識的なことを
汲んでいるからになります。

なので、
「輸入業者に責任を負わせて
その輸入業者が海外の製造業者に
話をしていけばいいでしょ?」

っていう考えですね。

しかも、特に初心者で
注意しておかないといけないのは

これは販売者が個人であろうと、
副業であろうと例外はないってことですね。

ごく当たり前なことですけど、
海外から仕入れているのであれば
あなたも立派な輸入業者となります。

輸入販売をする場合は
PL法が当てはまってくるので
しっかりそのことを認識しておきましょう!

そして、②について

商品点数やジャンルにもよりますが、
基本的にモノを販売している以上は、
製品の欠陥というリスクが伴います。

安全な商品しか扱っていないと思っていても、
急に破損したり、機能しなかったり。

身体を守るための商品が
逆に危険を招く可能性もありますね。

僕はこれまで中国輸入ビジネスをやってきて
特に大きい問題は起こっていませんが、
商品が壊れたままで納品された程度はあります。

仮に、この商品について
購入者が使用時に不良品だとわからなくて、
怪我や2次被害に発展していた

って可能性も考えられますよね?

商品を弁償するだけなら
少額で済むし御の字なんですが、

人体に影響が出たり
家が燃えたとかの大ゴトになるのが
一番恐いところです。

他の方で過去にあった実例としては、

・家電製品から発火して建物が燃えた

・安全そうなアパレル商品でも
針が混入していて体に刺さってしまった

というケースもあります。

なので、そんな場合を想定して
輸入品を選定するうえでの
僕個人の基準としては、
危険に繋がりやすい商品は避けるようにしています。

たとえば、安全保護具や
車やバイクの重要なパーツですかね。
(おそらく多くは輸入規制品とされています)

でも、そういった
リスクの高そうなモノを避けても、

安全と思える商品に対して
後から何が起こるかなんて
正直分からないとも思っています。

そういう考えから、
輸入ビジネスには
少なからずリスクがあるので、
僕はPL保険は必要だと思っています!

PL保険の加入方法

それじゃあ、
中国輸入に必要なPL保険の加入方法として、
僕が実際に保険加入に至るまでの
経緯を紹介しますね。

まず、僕が入った保険は
『三井住友海上』
で扱っているPL保険で、

商工会議所の会員専用のPL保険

になります。

商工会議所会員向け保険制度

pl-insurance

PL保険加入の手順

PL保険加入の手順

としてはこんな流れになります!

1.商工会議所に加入

商工会議所に電話して、
加入の申込書を送ってもらいます。
(または取りに行きます)

その後、申込書に
事業の内容などを記入して提出!

後日、「会員になりました」っていう通知と
会員向けのパンフレットなどが届きます。

2.保険会社に連絡

商工会議所のパンフレットに載っている
「商工会議所用の保険」
を扱っている保険会社に連絡をします。

もし、あなたが他の保険で
既に契約している保険会社など
ツテがあればそっちでもOKです!

3.PL保険の契約をする

pl-insurance

保険会社の担当者と話をして、
PL保険の契約をします。

・事業の内容
・昨年の売上
・どういった保険の内容を求めているか
・見積作成

などを相談しながら決めていきます。

契約費用を判断するには
昨年の売上がわかる資料を用意しておくと
かなりスムーズだと思います。
(昨年の売上が関係してきます)

保険の内容としては
PL保険は最低限契約するんですが、
オプションで色々付けることも可能です。

保険会社にもよりますが、
リコール情報漏えいなどに
適用できるものもあるので
必要性を考えて判断しましょう!

契約についての補足

僕の場合は、

「ビジネスプロテクター」

という、PL保険の内容もカバーしながら
他にも総合的に対応できる保険も
候補にしていたのですが、

そっちには入らず
PL保険だけにしました。

理由は保険の内容料金です。

総合的な保険は安心ですが、
要らないかなと思う内容まで
カバーしている点がありました。
(従業員の怪我とか、事業所の火災とか)

また、料金も3万円以上
高めだったこともあり
PL保険のみにしました。

PL保険の保険料は
1年間の契約でまさかの1000円

昨年の売上額を参照して決めるそうなので
ビジネスを開始した年で売上が少なかった
僕の場合はこの金額でした 笑

この保険加入に関して、
保険会社の担当者さんには
親身にいろいろ相談に乗って頂いたので
めっちゃ感謝しています。

でも、この方も初めは、
ネット販売でこのPL保険に入れることを
ご存じなかったみたいです。

もし、あなたが相談した担当者も
知識を持っておらずに「知らない」って言われても、
ベテランさんなどの分かる人に聞いてもらえば
話は通ると思いますので、ご参考までに!

もし、PL保険についてご相談があれば
僕の分かる範囲でお答えしますので
お気軽にどうぞ^^

最後に

中国輸入もビジネスである以上は、
リサーチテクニックや残る利益が
もちろん大事ですが、
保険についても考えておきましょう!

正直、僕も実際のところ
損害賠償でいくらぐらい
必要なのかはわかりませんが、

個人でカバーできるレベルじゃない額に
なることも十分あると思っています。

何か問題が起こってからでは対処できないし、
後悔しても遅いですからねぇ(> <)

ちゃんとリスクヘッジをしたうえで
思いっきりリサーチ販売戦略の工夫など
売上/利益を上げる方へ動いていきましょう!

<関連記事>

それでは今回はここまでとしますね。

今回の内容は『中国輸入 PL保険の必要性 ビジネスのリスクヘッジを考える』でした!

記事のことで何かご質問があれば、
お問い合わせフォームや
LINE@からご連絡ください(^-^)

最後までお読みいただいてありがとうございました!

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この記事を書いた人

はしも
関西の田舎でいろいろやって暮らしている人/中国輸入、ブログ、販売代行、米づくり、山仕事など/子育て楽しんでます
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