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≪中国輸入≫税関で商品が止められた後の対処法

≪中国輸入≫税関で商品が止められた後の対処法
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こんにちは!
橋本です。

今回は『中国輸入 税関で商品が止められた後の対処法』
という内容で解説していきます!

中国輸入ビジネスをしている場合、
日本へ持ち込まれた商品が必ず通過するのが”税関”です。

税関では輸入された荷物を
そのまま国内に入れてもいいかを判断する機関になります。

そして、商品によっては
税関で 「輸入できない」
みなされる場合もあるので、

輸入しようとするモノには
気をつける必要があります。

今回は僕が実際に経験した話も交えて
中国輸入と税関について説明していきますね。

特に輸入ビジネス初心者には
税関絡みはよく分からない部分かと思いますので、
きっと役立ちますよ!

中国輸入で商品が税関で止まる理由

「中国から輸入してきた商品が税関で止まる」

って、どういう意味なんでしょうか?

僕も実際のところ、
経験するまでよく知らなかったので
たぶん同じように思っている人も多いかと思います。

まずは、順序立てて
輸入品の物流から見ていきますね。

わかりやいように
図で表してみるとこんな感じです。

customs-stop

輸入品は倉庫に一時保管され、
その倉庫を管轄する税関へ申告をおこなった後に
許可が下りれば送り先へ配送されることになります。

そして…

税関で止まるというのは
何らかの理由で輸入許可が下りなかった
ってことですね。

その理由としては、
輸入してきた荷物の中に

・輸入が禁止されているもの
・特別な申請が必要なもの
・権利を侵害するもの
がある場合などが挙げられます。

つまり、中国輸入で商品が税関で止まる理由
法律/規約違反になっているから。

また、商品を複数個で注文した場合でも
たとえ1商品だけでも輸入できない対象とされていれば

そのときに一緒に送った他の荷物も
まとめて全部止まってしまいます

せっかく日本に入ってきて
もう少しで納品できるってときに
丸々全部の荷物が止まってしまうのは痛すぎますよね(;´Д`)

実は、その問題となっている1商品を
どうするかが決まらないことには、
他の問題がない商品も送ってもらえないことになっています。。

あらかじめ仕入れてもいい商品、
仕入れてはいけない商品を判断したうえで
商品を輸入するようにしましょう!

<関連記事>

税関で商品が止まった場合のデメリット

税関で商品が止まった場合の一番のデメリット
「販売が遅れること」です。

そして、
販売が遅れるということは

・人気商品なのに在庫切れで販売できない
・相乗り商品のライバルセラーが増えてしまう
・価格崩壊が起きてしまう
・キャッシュフローが悪くなる

といった、デメリットしかありません。

せっかく売れる商品をリサーチして買い付けても
税関で無駄足を踏んでしまうのは
かなりもったいないですよね。。

仕入れしてもいいかは
事前に注意して見ておく必要があります。

補足 中国輸入でお世話になる税関はこちら
税関 ホームページ

税関で中国商品が止まった場合の対処法

customs-stop
続いて、
商品が税関で止まってしまった場合の対処法
も紹介しておきます。

これらは僕が実際に経験した内容です

幼児向けおもちゃ

「幼児向けのおもちゃ」
を仕入れた際に
税関で止められてしまいました。

そのときは対象年齢が5歳以上の
おもちゃだったんですが、

特にAmazonの商品ページには
そのような年齢制限の記載が無かったために
仕入れてしまったという経緯です。

結果、そのおもちゃは「食品衛生法」に引っかかるため
専門機関へと検査に出さないと輸入できない
って話でした。

何でもかんでも口に入れてしまうのが
赤ちゃんや幼い子どもの特性です。

「安全性は大丈夫なのか?」
という観点から、
食品や食器ではないおもちゃでも
「食品衛生法」が適用されるんですね。

この場合に必要な検査とは
安全関係のチェックになります。

しかも、検査に出す場合は
1ヶ月以上の期間がかかって
1商品申請するのに数万円の費用も必要とのこと。

僕の当時の対処としては、
一緒に止められた商品を早く販売したいこともあり
この商品単体の輸入を諦めて、
残りの商品を納品してもらうようにしました。

”輸入を諦めた”

と簡単に書いていますが、
実はメールや電話だけでは済みません。

詳しくは後で紹介しますね!

有名キャラクターの商品

日本の有名アニメキャラクターに関わる商品
輸入した際にも税関で止められました。

アニメやキャラクター商品って
正直どのラインまでがセーフで
どこからアウトなのかが微妙だったので、
攻めてみたらアウトやったという話です 汗

この場合、名目としては
「知的財産権の侵害」
で止められてしまいました。

確か、本業で会社にいるときに
いきなり税関から電話がかかってきて
発覚したのを覚えています。

いやー、焦りました 笑

色々と説明を受けて、
これも輸入しない方向で進めるために
詳しいメールと文書を送って頂いて
対応していくことになりました。

輸入しない場合は税関にて商品を廃棄する

customs-stop
税関で止まってしまった商品を
”輸入しない” とする場合は、
廃棄してもらうことが可能です。

注意
引っかかっている対象品だけを家に送ってもらい
残りは予定通り納品するなどは不可。

安全の検査をしないなら、
実質、廃棄しか選択肢はありません。

商品の廃棄には
「滅却同意書」
という書類の提出が必要になります。

…で、実際に届いた書類がこちら。

customs-stop

この書類に記入・捺印したうえで
原本を送付しないと受理されないので、
書類の往復にも日数が少しかかります。

僕の気持ちとしては

「他の商品も止まっているから早く解決したいしメールで何とかなれば…」
と思いましたが、
それは無理なので仕方ないです。。

そして、
書類の提出だけではまだ済まず、
手数料の支払いも必要になります。

参考までに、
実際に届いたメールも載せておきますね。

customs-stop

customs-stop

廃棄する商品にもよりますが
約7千円前後のお金がかかります 泣

正直、高い(T-T)

税関で商品が止まると

商品が納品できずに販売が遅れる

滅却費用もかかる

と二重苦です。

実際に経験することで身に染みました。。

お金の面では痛かったですが、
勉強にはなったのである意味では良かったです。

(こうして情報を提供できていますからね!)

もし、あなたにも
輸入でトラブルがあった場合、
すでに起こってしまったらしょうがないです。

手間やお金が少しかかるかもしれませんが、
必ず解決できるので
「次にどうしていくか」
へと頭を切り替えて考えましょう。

ブランド品のコピー商品

中国にて製造されたブランド品のコピー商品
もちろん税関で止められてしまう対象です。

僕は偽ブランド品を輸入していないので
商品が止まった経験はありませんが、
話には色々と聞きます。

最近ではより税関の体制も厳しいようで
監査にAIも導入して強化しているとのこと。

”誰が、どんな商品を、いくつ輸入した”
というデータを溜めていき、

偽ブランド品の輸入や
アンダーバリュー(商品代金をわざと安く申告する)などは
発見 → 追跡 → 摘発されるとも聞きました。

また、ブランドのコピー品を輸入していて
輸入金額のかなり小さい場合(年間20万円とか)でも
没収されたりもあるそうです。

中国輸入ビジネスで
これらの違反をやってしまわないよう
注意しておきましょう。

最後に

customs-stop
税関での問題への対処法について
僕の実体験をもとにお伝えしました。

この記事の内容で少し不安な気持ちに
なってしまったかもしれませんが、

気をつけてさえいれば
こんな事態にはならないので大丈夫です。

(仮に、同様のことが起こっても紹介した通り対処すればOK!)

他にも輸入に関するお役立ち記事を書いていますので、
僕と同じ轍は踏まないためにも
ぜひチェックしてもらえればと思います^^

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それでは今回はここまでとしますね。

今回の内容は『中国輸入 税関で商品が止められた後の対処法』でした!

記事のことで何かご質問があれば、
お問い合わせフォームや
LINE@からご連絡ください(^-^)

最後までお読みいただいてありがとうございました!

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この記事を書いた人

はしも
関西の田舎でいろいろやって暮らしている人/中国輸入、ブログ、販売代行、米づくり、山仕事など/子育て楽しんでます
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