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広州交易会レポート ー中国の展示会に参加してきました!ー

広州交易会レポート ー中国の展示会に参加してきました!ー
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こんにちは!
橋本です。

今回は『広州交易会レポート -中国の展示会に参加してきました!-』
という内容です!

10月24日~26日の3日間で中国で行われた
大規模な展示会に参加してきましたので、
現場のことをレポートしていきます^^

「この展示会のことを全然知らない」
「興味はあるけど詳しくは…」

という感じでも、
雰囲気はわかってもらえると思いますので、

特に中国輸入に興味があれば
色々と参考にしてみてください^^

広州交易会って?

広州交易会とは…

簡単にいうと、
中国の”広州”という都市で開催されている
世界的にも有名な商品の展示会のことです!

英語だと

「China Import and Export Fair」
「Canton Fair」

って言うみたいですね。

2017年10月の今回が第122回目にもなる
かなり歴史のある展示会で、
毎年の春・秋の年2回開催されています。

そして、世界中からバイヤーが訪れて、
商品を見て仕入れるかどうか
商談していくところになります。

後で写真など見て頂ければわかりますけど、
実際、色んな国の方がかなりの人数で来場していました。

もちろん、日本からも行く人は多いようで
会場でもちらほら日本語が聞こえてきましたよ^^

そして、僕たちが今回行ってみた目的は、
OEM商品として販売する商品を見つける
ことでした。

※OEM
既存の商品もしくはそれに改良を加えてオリジナルブランド化した商品

今回は2日で会場を見てきましたので
その様子をしっかりレポートしていきます!

広州交易会へのアクセス

今回行ったメンバーは
僕の所属しているコミュニティの
メンターを含む4人でした。

(全員が中国輸入を実践しています)

みんなこの展示会への参加は初で、
僕は中国へ行くこと自体も初だったので
めっちゃ楽しみ+緊張(汗)

兵庫県から朝4時台のバスに乗って関空に向かい、
9時の飛行機で中国へ向かいます。

canton-map3

飛行機は直行便で、
だいたい4時間ほどで広州へ到着!
(予定通り飛行機乗れて良かった 笑)

広州は中国の南方に位置して
香港に近い場所ですね。

canton-map4

日本からの時差はちょうど1時間で、
10月末の気候は夏の終わりかけぐらい。
気温は27℃とかでしたね。

持っていったジャケットを羽織ってると暑くて、
半袖でちょうどいいぐらいです。

空港はこんな感じ!
canton1

空港から会場までは地下鉄に乗っていきます。
canton3

空港の駅から乗車して、
canton4

会場はこの駅!
canton

空港からはだいたい1時間ぐらいで
会場に着く距離でしたよ!

さぁ、いよいよ会場入りします♪

広州交易会レポート 1日目

canton-fair

ついに会場に到着!

最寄り駅から出たら、
すぐに大きいドームが見えるので
場所はめっちゃわかりやすいです。

【会場のマップ】
canton-fair1

このときはなんとなく見ていたので
まだ会場のデカさには気づいていません 笑

…で、まずは
入場する手続きをしに行きます。

誰でも自由に出入りできるわけじゃないので注意ですね。

この展示会に入るには
”バイヤー登録”
というのが必要なります。

バイヤー登録について
軽くだけ触れておくと、

①事前に広州交易会のホームページから
バイヤー登録しておいて当日にバッジを受け取る。

②直接会場で登録してバッジを受け取る。

の2通りになります。

ちなみに、
バイヤーバッジはこんなやつ!

canton-fair

これがないと会場へ入れないように
しっかりゲートが構えられています。

帰ってから嫁に
「顔ながっ!」
って言われたけど、
顔が長いのは元からです。

どんな顔でも入れます。

バイヤーの事前登録の方法は
また別記事にまとめておきますね!

広州交易会の会場

canton-fair
会場の様子はこんな感じです!

商品はジャンル毎に
場所が分かれていて、

例えば、

・キッチン用品は1.1エリア
・ガーデニング用品は3.1エリア
・おもちゃは14.1エリア

みたいに、似ているものは
だいたい固まって並んでいます。

【各ブースの写真】

↓コショウとか入れるやつ
canton-fair

↓庭用の置物たち
canton-fair

↓小物入れやメガネケース
canton-fair

ちなみに、
この展示会は全部で3期構成になっていて、
期によって扱う商品ジャンルが異なります。

今回参加したのは
第二期なので日用品や雑貨、ホビー系がメインでした。
(第一期は電子機器、第三期はアパレル系がメイン)

日用品ってかなり幅が広いと思うので
「こんなに色んな種類あるんや!」
って印象です。

あと、この会場を歩いてて
やっと気づいたんですが、
どでかいドームが1個だけじゃない
(マップ見ればすぐ分かります 笑)

所せましと店舗が詰まっているドームが
なんと全部で3個もあって
規模がすさまじいです…

↓こんな長い通路があって、
canton-fair

↓別のドームへと繋がってます。
(移動もけっこう大変!)
canton-fair

最初のエリアに入ったときには
ドームひとつの中にあるエリア一角だけでも
スゴイと思ってたのに、

そのエリアがフロア全体には6箇所ほどあって、
しかもフロアは4,5階分で、
そんなドームが3個分もあるとか
やりすぎですね 笑

とてもじゃないけど、
この2日間で全部は見て回れないです。

予想をはるかに越えてきたので
圧倒されました。

展示されている商品の中で
珍しいものでいうと、
最新VRのマシンまで出ていましたよ。

canton-fair

お試しで乗ってみたんですけど、
これがまたスゴイ!

この卵の中に座ってゴーグル付けると
めっちゃ大きいブランコに乗って
無限に回ってる映像が見えるんですけど、

この卵が動いて重力まで感じるので
普通に恐いです 笑

これやらないと伝わらないと思うんですけど、
恐くて叫んでました 笑

とみーさん(メンター)は体験したあとに
営業を受けてカタログを渡されていました 笑

まだまだ見るところがありましたが
1日目は時間もあまりなかったので、

ざっくりとだけ見て
18時の終了時間と共に帰ります。

帰りはこんな様子!
canton-fair

みんな一気に帰るから地下鉄は規制が。。

車内も超満員だったので
まさか中国で満員電車に乗るなんて
思ってもいませんでした。

しかも、なかなか車内に入れず
扉に挟まれて危ないところでした 笑

閉める方もけっこうゴリゴリで閉めてきます。

帰り道で晩ご飯を食べて
やっとホテルに着いたら、
移動と歩き疲れで眠気がヤバイです。

wi-fiの電波がめっちゃ悪くて
通信できなかったので、
1日目は倒れるように眠りに。

22時台には寝てましたね 笑
(健康的!)

次の日に備えます!

広州交易会レポート 2日目

canton-fair

ゆっくり休んだので、
次の日は朝から
展示会に向かいます。

2日目はバイヤーバッジを見せれば
すんなり入ることができますよ!

1日目でまわれなかったブースや
目星をつけていたところへ行ってみるために
ガッツリ歩きます 笑

↓ソファの防水性を実演してたり
canton-fair

↓サングラス、メガネも種類がめっちゃ多い!
1商品に特化した店舗がいくつもあります。
canton-fair

↓こんな感じで商品を手に取って見ることができます!
canton-fair

それぞれの店舗担当者との
やり取りができるので、
いろいろ質問するのもOKです^^

基本は英語で話して、
たまに日本語のできる方もおられます。

僕は英語が全然あかんので
知ってる単語やジェスチャーで必死に伝えました 笑

とりあえずは、
この2つだけでも知っていれば
なんとか乗り切れると思います。

「How much?」
⇒(価格はいくらか)
「MOQ」
⇒(商品の最低購入数=ロット数)

ほぼこれだけ喋って、
あとは会話が成立しないので
後日メールのやり取りをすることに 笑

あと、商品を指さしながら
「logo ok?」
(ロゴ入れできますか?って意味)
とか、がんばってその程度です 笑

いやー、伝えるって難しい。。

外国語を全然勉強してこなかったので
それが響きますね。

逆に英語や中国語が話せて
コミュニケーションが取れれば、
めっちゃスムーズやし楽しいと思います^^

実際に体感して
言語の勉強にも興味が湧きました。
(今だけかな?)

あっ、ひとつ注意なんですが、
仮に担当者とコミュニケーションが取れても
詳細はメールなどの
文面でやりとりしましょう!

その場の口約束だけでは
いざ購入するときに条件が合わず
「言った・言ってない」の
水かけ論になるかもしれないので。

相手から名刺をもらえば
メールアドレスは書いてあるので
そこへ連絡してみましょう!

こちらの名刺を渡せば
その店舗からメールが届くこともありますよ。

↓届いたメール
canton-fair-mail

2日目も興味のある商品があれば
カタログと名刺をもらって、
夕方まで会場内を歩き回って終了です!

あとは日本に戻ってから検討します!

歩きすぎて
この日も足が棒になりました 笑

広州交易会での気づき

広州での展示会に参加して
気づいた点としては、

◆パッケージで単価が違う

まぁ当たり前なんですけど、
中の商品はほとんど同じものでも
パッケージによって単価が違います

「紙箱」と「OPP袋」では
「紙箱」の方が高いとかですね。

単価で考えると
”0.何元” の小さい額ですけど、

ロット数が大きい商品ほど
仕入れ費用に響いてくるので
しっかり確認しておく方がいいと思います。

◆アリババに出品していない商品もある

「アリババ、タオバオでも売っていますか?」

と、翻訳アプリを使って聞いてみたら
なんと売ってない商品がありました

これスゴくないですか?

出品していないってことは
日本から中国サイトを見るだけでは
絶対に見つけられないってことですね。

…ということは、

この展示会に参加して
その商品を見た人しか知らないので
かなりの強みになりますね^^

ぜひ今後行くのであれば
聞いてみるといいと思います!

◆情報が得られる

担当者に質問してみると
色々と情報を教えてくれます。

たとえば、

「ドイツや韓国に卸している」
「日本の店舗にも卸している」

っていうところもあり、
日本の販売店名まで教えてくれました 笑

やっぱり大きい企業も
中国の製品をガンガン扱っている
ということですね。

他にも、
「人気商品はどれ?」
って聞いてみると

「この商品です」
ってちゃんと答えてくれます。

日本で人気とは限らないので
同じように人気が出るかはわかりませんが、
参考にはできると思います!

◆やっぱりコストは安い

どの商品も仕入れようと思うと
ロット数が大きいです。

単価の高いものであれば、
300個とか500個。

単価の安いものだと
3000個、5000個なんて数字になります。
(これにはビックリしました!)

でも、よく考えてみると
そのロット数を購入したとしても
損益分岐点(※)は低くなります

損益分岐点
その商品が何個売れた時点で仕入れ金額を稼ぐことができるか?
つまり、プラスマイナス0にできるかのボーダーライン。
そのライン以降の利益はすべてプラスの利益になる。

たとえば、

ロット数:5,000個
販売時の利益額:500円/1個
トータルの仕入れ金額:500,000円

の商品だと、
仕入れ金額の50万円を稼ぐには
商品を1,000個売ればいい計算となります。

そこが損益分岐点になるので、
1,000個売れた時点で
仕入れ分のお金は回収が完了。

そして、
残りの在庫4,000個を売った分は
すべてが利益になるということですね。

もちろん、1つの商品を1,000個売るには
ページの作り込みなど大変ですが、

トータルで見れば
”コストはかなり安い”
のがわかりますね!

最後に

最後に、広州に行ってきたまとめです!

・実物を見て仕入れ商品を探せる
・価格や最低ロット数の交渉ができる
・アリババ、タオバオにも売ってない商品がある
・カタログや名刺をもらえる(後で交渉もOK!)
・OEM商品を探すには最適
・外国語が大事(通訳がなくてもなんとかなったけど)

あ、あと電波がめっちゃ大事です!

中国ではVPN接続しないと
Google系サイトは見られないので必須です。

いつでも電波が入る
日本のありがたみを知りました。

そして、こうやって
平日から海外に行ける時間的な余裕
一緒にいけるメンバーの存在
ホンマにありがたいと実感しました。

また来年もこうやって
海外行けたらいいなと思いますし、

このブログの読者さんで、
僕と繋がりを持ってくださった方とも
いつか行ってみたいなーと思います^^

<関連記事>

それでは今回はここまでとしますね。

長々とお付き合い頂き
ありがとうございました!

今回の内容は
『広州交易会レポート -中国の展示会に参加してきました!-』でした!

記事のことで何かご質問があれば、
お問い合わせフォームや
LINE@からご連絡ください(^-^)

最後までお読みいただいてありがとうございました!

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この記事を書いた人

はしも
関西の田舎でいろいろやって暮らしている人/中国輸入、ブログ、販売代行、米づくり、山仕事など/子育て楽しんでます
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