≪Amazon≫FBA保管手数料の計算方法と長期在庫保管について
こんにちは!
橋本です。
今回は『Amazon FBA保管手数料の計算方法と長期在庫保管について』
という内容で解説していきます!
とても便利なFBAを利用している場合には
当然、倉庫を借りている分の
経費がかかってきます。
その手数料の計算についてと、
合わせて、商品在庫を
「長期間保管しているとどうなるか?」
ということにも今回は触れていきますね!
新しく仕入れてくるものばかりに目をやらず、
この在庫管理についても
ぜひ参考にしてみてください!
Contents
FBA保管手数料とは?
まずはじめに、
FBA保管手数料とは…
AmazonのFBA倉庫に保管している
商品在庫に対して発生する
保管費用のことです。
どれだけ費用がかかるかというのは
つまり、どれだけスペースを取っているか
という意味になるので、
商品の体積(3辺の合計)によって、
保管手数料が計算されます。
FBAを利用したAmazon販売においては、
この保管手数料は
経費の一部になってきますね。
ちなみに、
在庫保管手数料は
ひと月ごとに請求されます。
毎月7日~15日の間で
前月分の手数料を計算して、
翌月の決済で請求することになっています。
例えば、
9月に発生した保管手数料は、
10月の7~15日の請求に乗ってきて、
詳細は決済のレポートで
確認できるようになるってことですね。
そして、
”商品がなかなか売れないから”
と、長期的に保管しておくと
その間、保管手数料はずっと取られ続けます。
この手数料は
売上額や利益率といった
直接的な利益ではないため
つい見落としがちですが、
しっかり見ていきましょう!
ここを管理できていれば
その分、利益を多く残すことに
繋がりますので^^
FBA保管手数料の計算方法
続いて、
FBA保管手数料の計算方法
を見ていきますね!
○日あたりの保管手数料の計算式
まず、○日あたりの保管料を計算するには
以下の式に当てはめていきます。
◆梱包サイズ:縦33.5cm、横22.5cm、高さ11.4cm
の商品を30日保管する場合
8.126 × {(33.5×22.5×11.4[サイズ]) / (10×10×10)} × (30[保管日数] / 30[当月の日数]) = 73.993[円]
◆梱包サイズ:縦10cm、横10cm、高さ10cm
の商品を20日保管する場合
8.126 × {(10×10×10[サイズ]) / (10×10×10)} × (20[保管日数] / 30[当月の日数]) = 5.417[円]
↑こんな感じで、
細かい金額まで計算することができます。
でも、この計算式って
なんかごちゃごちゃして
分かりにくいですよね?
もっとだいたいでいいから
パッと分かったらいいと思いませんか?
簡易計算の方法も紹介します!
簡易的に計算する方法
これが、1ヶ月の在庫保管手数料を
簡易的に計算する方法です!
シンプルにこれだけで、
ひと月に掛かってくる
概算の保管手数料が計算できます。
1日単位で見ることは
あまり必要ないと思うので、
この計算で大まかに高いか安いかは分かりますね。
これで、仕入れ判断をするときに
どのぐらいのサイズなら
どれだけ費用がかかるのか見えてくるので、
ひとつのモノサシとして持っておきましょう!
FBA料金シミュレーターで保管手数料を確認
Amazon販売にかかる手数料を計算できるサイト
「FBA料金シミュレーター」でも
実は在庫保管手数料を確認することができます。
参考までに、
その方法も紹介しますね!
いつも通りに
商品情報と販売価格を入れて計算すると…
中段にある
FBA手数料の”▼”を開くことができます。
そして、その展開された中には
FBA手数料の内訳が表示されます。
ここにある
「月額保管手数料」
を見ると1ヶ月でかかる
FBA在庫保管手数料を
ひと目で見ることができますね。
計算が合っているか
ちょっと心配な場合などは
こちらで自動計算して確認してみましょう!
※別の方法として
「FBA計算機」
という拡張機能を用いても
確認することができますよ!
長期在庫保管について
FBA倉庫にて
365日間以上保管されている
商品については
”長期保管在庫”という、
通常とは別の扱いになります。
そして、その長期保管されている
商品に対する保管手数料が
『長期在庫保管手数料』
です。
通常での保管手数料が
10㎤あたり約8円なのに対して、
長期の保管手数料は
10㎤あたり約175円と、
なんと20倍以上に設定されています。
そして、
その金額が半年に1回
(8月15日、2月15日)
セラーに請求されることになります。
ただし、カタログ保持という理由で、
ひとつの親ASINに対して
在庫1点のみは免除されるので、
2点目以上が課金の対象になります。
また、課金対象の商品については、
こんな風にAmazonから
メールが届いて通知されます。
このメールにも案内が記載されているんですが、
セラーセントラルの
「在庫顕在化ツール」
から詳細を確認ができます。
また、先ほどの画面で
上のタブを切り替えれば、
商品を保管している期間など
より詳細なデータを確認することもできます。
普段から長期間にわたって
在庫を持たないように気をつけたいですが、
もし、対象商品がある場合は
請求が確定する前に
忘れずに次の手を打っておきましょう!
長期保管になってしまう在庫については、
「返送 or 廃棄」
の処置を取ることで、
課金対象から外すことができますよ!
最後に
『中国輸入 × Amazon』では
FBAは重要な役割を果たすので
長いお付き合いになっていきます。
今までこの在庫保管料に
あまり意識がなかったのであれば、
これからはこういった経費にも
しっかり目を向けて管理していきましょう!
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それでは今回はここまでとしますね。
今回の内容は『Amazon FBA保管手数料の計算方法と長期在庫保管について』でした!
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最後までお読みいただいてありがとうございました!
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